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 昨年度から引き続き4回目となる化学GP直前講習をグランプリ直前の7月15日、16日の2日間にかけて行いました。


 今回の開催におきましては、前年度の反省を踏まえまして、上級クラスと標準クラスに分け、それぞれのレベルに分けて講義を行いました。


 今年度はタイムスケジュールを15日午後、16日午前、16日午後の3部とし、上級と標準クラスでそれぞれ別々の内容を扱いました。


 上級クラスは3部のそれぞれで「物理化学」「有機化学」「無機化学」とし、過去問の研究やグランプリ内容に付随する題材を利用し、化学GPの突破のために必要なノウハウに限らず、純粋な「化学」という分野の面白さを追求する講義を展開しました。メンバーに関しては、物理化学を和氣(70期)が、有機化学を藤田(70期)が担当し、また新たに2015年度の化学グランプリのファイナリスト(大賞受賞者)の方もお招きし、無機化学を担当していただきました。


 標準クラスは化学に関する基本的な知識がまだ十分ではない中学生を主な対象としました。内容は、「グランプリは難しい知識を要求するのではなく、未知の題材との出会いと思考の出発点である」ということが伝えられるように設計しました。具体的には、化学グランプリで議論する上で最低限の知識に関しては適宜補足を入れつつも、実際の過去問の一部を抜粋し、知識だけではなく、与えられたデータ、情報から考察することができるという「発見」をできるように講義を行ったということです。こちらは全体を通して曽根(70期)が担当し、1つ1つの議論を時間かけて丁寧に行っていきました。


 それぞれ異なるクラスで異なるテーマを展開しましたが、全体として「グランプリへの対策」という大きな目標を掲げつつも、その根底にある「化学を学ぶ面白さ」を伝えていきました。参加した桐朋、麻布の生徒も、難しいながら楽しんでいただけたかと思います。今後も、勉強会の方向性を考えながら、この「楽しさ」について伝えていくというモットーを忘れずに取り組んでいきたいと思う所存です。


(執筆: 曽根(70期))

 今年で3回目となる化学GP直前講習を、去る7/9・10(土・日)に開催しました。


 今年からは日頃から交流させていただいている麻布学園との合同開催ということで、麻布の生徒さんを桐朋にお招きしての講習となりました。


 講師陣も代替わりを果たし、山根(68期)、曽根、藤田、和氣(70期)のほかに、外部講師として慶應義塾高校OBの塩見亮介さん(化学GP2014大賞)にもお越しいただくなど、非常にオープンな環境で実施することができ、新たな風を吹き込めたのではないかと感じています。


 学校の垣根を越えて切磋琢磨することで皆が才能を開花させてくれれば望外の喜びです。外部からご協力いただいた麻布学園の皆様と塩見さんには感謝の念に堪えません。ありがとうございました!


  講習概要などはGoogle Driveにアップロードしてあります。その他の資料は本サイトのARCHIVES>DOCUMENTSをご参照ください。


P. S.本講習が桐朋HPに掲載されました!


外部の方々を含めた集合写真

(執筆:山根(68期))

 先日11月28日(土)に、試薬メーカー大手の東京化成工業株式会社が桐朋化学部とOB会を取材にいらっしゃいました。


 同社のホームページ内の「化学よもやま話」という、功績の顕著な高校の化学部などを特集するコーナーにて、ご紹介頂くこととなりました。


 OB会としても願ってもいない慶事で、66~68期まで計4人で取材に参加させていただきました。取材のお力になれたか分かりませんが、またとない機会を頂けたこと一同感謝に堪えません。


 桐朋化学部の組織が大きく成長して多くの方々に注目して頂けるようになっただけに、今後とも一層の責任感を胸に現役部員のサポートを続けていく所存です。



集合写真

(執筆:山根(68期))


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