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桐朋化学部OB会-ロゴ

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2015.11.28 (株)東京化成工業の取材にて

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執筆者の写真桐朋化学部OB会

 今年で5回目となる化学グランプリ直前勉強を今年は7月14日、15日に開催しました。


 今年度も基本的な構成は昨年度と同様にし、14日午後、15日午前、15日午後の3部に分けて構成しました。


 上級クラスは昨年度同様3部に分けて、それぞれで「物理化学」「有機化学」「無機化学」としました。今年度は昨年度までの方法と比較し、「文章を理解する」ことに重きを置いた講義を展開しました。化学グランプリの問題は設問に至るまでの文章量がとても多くなっていますが、そこには実はたくさんの解法ヒントが示してあります。ところが、それらをうまく拾えないためにグランプリで得点できないという高校生が多いという傾向がみられていました。そこで、今年度はそれら文章を理解し、そこから解法を考えていくという発想法を大切にしました。物理化学、有機化学に関しては曽根(70期)が担当し、知っておくとよい知識面を軽く説明しつつ、過去問の発想法を中心に語りました。無機化学に関しては村越(71期)が担当し、グランプリとは異なる題材を扱いつつも、同様な読み取りの重要性を扱っていく講義を行いました。


 標準クラスは、3部ごとにそれぞれ木下(67期),松原(72期),曽根(70期)が別々に担当しました。こちらは、去年とは趣向を変え、化学を本格的に学んでいない中学生を主に基礎になるテーマをそれぞれのメンバーで分けて行いました。そのため、内容は様々となり、化学反応式の組み立て方といった基本的な化学の学習分野も行った一方、論文を丁寧に読み解くといった趣向の取り組みも行いました。


 今回の講習会では、より実践的な形式を意識しグランプリを受けるにあたって考えてほしい点などを的確に指南するようにしました。しかし、その講習会がグランプリ直前となってしまっているという点で、語ったことを十分に生かせない構成になってしまっていたことも否めません。今後は開催時期なども踏まえ、勉強会の在り方を改めてOBとして考えていきます。


(執筆:曽根(70期))

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 昨年度から引き続き4回目となる化学GP直前講習をグランプリ直前の7月15日、16日の2日間にかけて行いました。


 今回の開催におきましては、前年度の反省を踏まえまして、上級クラスと標準クラスに分け、それぞれのレベルに分けて講義を行いました。


 今年度はタイムスケジュールを15日午後、16日午前、16日午後の3部とし、上級と標準クラスでそれぞれ別々の内容を扱いました。


 上級クラスは3部のそれぞれで「物理化学」「有機化学」「無機化学」とし、過去問の研究やグランプリ内容に付随する題材を利用し、化学GPの突破のために必要なノウハウに限らず、純粋な「化学」という分野の面白さを追求する講義を展開しました。メンバーに関しては、物理化学を和氣(70期)が、有機化学を藤田(70期)が担当し、また新たに2015年度の化学グランプリのファイナリスト(大賞受賞者)の方もお招きし、無機化学を担当していただきました。


 標準クラスは化学に関する基本的な知識がまだ十分ではない中学生を主な対象としました。内容は、「グランプリは難しい知識を要求するのではなく、未知の題材との出会いと思考の出発点である」ということが伝えられるように設計しました。具体的には、化学グランプリで議論する上で最低限の知識に関しては適宜補足を入れつつも、実際の過去問の一部を抜粋し、知識だけではなく、与えられたデータ、情報から考察することができるという「発見」をできるように講義を行ったということです。こちらは全体を通して曽根(70期)が担当し、1つ1つの議論を時間かけて丁寧に行っていきました。


 それぞれ異なるクラスで異なるテーマを展開しましたが、全体として「グランプリへの対策」という大きな目標を掲げつつも、その根底にある「化学を学ぶ面白さ」を伝えていきました。参加した桐朋、麻布の生徒も、難しいながら楽しんでいただけたかと思います。今後も、勉強会の方向性を考えながら、この「楽しさ」について伝えていくというモットーを忘れずに取り組んでいきたいと思う所存です。


(執筆: 曽根(70期))

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